残された手がかりは謎のシンボルと暗号のみ、1968年から今も尚未解決の完全犯罪であるゾディアック事件!
犯人は自らの犯行を警察に電話で伝えたり暗号文の手紙を使ったり、更にはテレビへ出演したりと世間をもて遊ぶ様々なパフォーマンスを行っています。
この事件は、犯人が行ったパフォーマンスが派手な事により史上初のマスコミ劇場型連続殺人事件と呼ばれています。
果たしてゾディアックの狙いとは・・・・。
そして、マスコミを巻き込んだ未だ未解決事件の、壮大な全貌について詳しく見ていきましょう。
目次
事件発生と1通の電話
この事件は、1968年12月20日でアメリカのカルフォルニア州にある有名なデートスポット通称「恋人の道」で17歳の少年と16歳の少女の射殺体が見つかります。
2人とも何も取られた様子もなく犯人の動機は全く不明でした。
それから半年後、の1969年7月4日には最初の現場近くの公園でまたも事件が起きました。
時刻は23時過ぎに2人の男女が車の中で会話を楽しんでいましたが、突然1台の車が接近して男女の車の横に停車しました。
すると、1人の男性が車から降りて突然発砲!
そして日付が変わり午前0時4分に、警察署にある男から1本の電話が入りました。
男が低い声で一方的に話した後電話は切れましたが、この電話で男は次のように語っています。
その電話に出た警察は、あわてて現場に急行します。
男が言った通り、そこには2人の人間が撃たれてぐったりしていましたが、女性は手遅れでしたが男性はなんとか一命をとりとめました。
そして、生き残った男性に事情聴取を行い犯人の特徴を聞きました。
・背は高くも低くもない。
・丸顔。
・髪はちじれている。
・太っている。
この事情聴取でおおまかには犯人の見た目が判明しました。
1通の封筒と終わらない悲劇
この公園から起きた1ヶ月後、警察と3つの新聞社に1通の封筒が届きました。
封筒には汚い字で書きなぐられた手紙が入っていましたがそこには・・・・。
なんと、犯人しか知りえない事件の詳細が記されていいたんです。
そして照準器のような謎のマークが描かれていたのですが、更に特殊な点がありました。
例えば、誘拐事件などは犯人が手紙を送るというケースは他にもありますが、その場合可能な限り正体に関する情報は残さないようにするのが普通です。
しかし、この手紙には差出人の欄に名前が書かれていました。
Zodiac(ゾディアック)
これ以降犯人の名前はゾディアックと呼ばれ一連の事件は、その名前をとってゾディアック事件と呼ばれるようになりました。
そして、封筒の中には他にも3枚の紙がありましたが、その3枚はそれぞれ内容が違う暗号文が書かれていました。
そして犯人の手紙によると、「この3枚の暗号を解読すれば、ゾディアックが誰なのか分かる」というのです。
さらに、「この手紙を新聞社に載せなければ、車で走り回って10人以上の人間を殺す」と書かれていた為、新聞社は要求をのみ手紙と暗号文を公開します。
そして、公開された暗号は一般市民は勿論ですが海軍の暗号解読専門家やFBIが解読を心みるのですが、解読は難航してしまっています。
第3の事件発生
手紙と暗号文が公開されて数か月後に第3の事件が発生してしまいます。。
カフフォルニア州のカップルが食事をしていた時に突如覆面をしていた謎の男が現れました。
男は片手に銃で片手にナイフという装備で、「金を出せ!」と脅したんです。
男は素直にお金を出しましたが、有無を言わずに2人を殺害。
そして、この事件の後にゾディアックと思われる人物から再び電話が入ります。
殺害されたカップルの車には、なんと第1の事件と第2の事件が発生した日付と謎のマークが書きなぐられていました。
第4の事件
第3の事件から2週間後に、が発生しました。
今度はタクシーの運転手が乗客として乗せた男に後部座席から発砲され命を失いました。
まさにゾディアックがサイコパスなのはお分かりいただけたのではないでしょうか。
ゾディアックですが、この後様々なパフォーマンスを仕掛けてきます。
過激化するパフォーマンス
タクシー運転手が亡くなった第4の事件から10日後、再び警察署にゾディアックから電話がかかってきます。
そこでゾディアックは驚きの言葉を口にします。
「自首することにした」
しかし、自主するにあたってある条件を要求してきました。
このゾディアックの要求に対して、なんと警察は要求をのみました。
いくらなんでもテレビにはでないだろうと、この時は誰もが半信半疑でした。
しかし、約束の時間にゾディアックから電話がかかってきましたが、いつもの低い声ではなく弱々しい声だったので警察は即座にゾディアック本人ではないと断定します。
そして、ここから7年に渡り警察へ手紙を送り続けますが、警察はゾディアックの尻尾を掴めないままでした。
ゾディアックからの最後の手紙
時は経ち1978年に届いたのが最後のゾディアックからの手紙になります。
その手紙の内容は、これまでに37人の人間を殺したという内容が書かれていましたが、警察がゾディアックの事件と断定できる事件は4件で死者は5名です。
この37人という内容は果たして真実なのか・・・・。
それとも、ゾディアックの名をかたるデマなのか・・・・。
ゾディアックの第2の事件の時のゾディアックの推定年齢は25歳~30歳とされている為、2020年現在は75歳~80歳でありすでに亡くなっている可能性もあります。
暗号解読者が現れる
未だに解決できないゾディアック事件ですが、ゾディアックの手紙を信じるならば彼が送ってきた暗号を解読すれば、彼を逮捕できるはずなんです。
ゾディアックから暗号が届いたあと新聞社は彼の要求をのみ、この手紙と合わせて暗号も遺書に掲載した為、暗号は多くの人の目にふれる事になりました。
その結果、遂に解読者が現れました。
解読した人物は、高校教師のドナルド・ジーン・ハーデンという男性とその妻でした。
夫婦はまず暗号の種類を分析した結果、換字法と呼ばれる種類の暗号であると推定しました。
解読方法その① 換字法
換字法とは、元の文章を1文字あるいは数文字単位で別の文字や記号に置き換えるという方法です。
これは置き換えのルールさえ見抜けば、ほぼ確実に解読に成功できます。
具体的にはどうやるのか説明します。
例えば、50音頭から順に数字で置き換えるというルールの場合。
あ=1
い=2
う=3
このルールに従えば、「あるごめとりい=141103420402」になり暗号化できます。
昔の時代に流行っていたポケベルみたな文字構成ですね。
しかし、この解読方法が上手く結果に結びつきませんでしたが、理由は暗号には55個という非常に多くの暗号である解読はきわめて困難だったからです。
解読方法その② 原文仮定法
原文仮定法とは、これは犯人の性格などから元の文を仮定しそこから暗号のルールを考えるというものです。
そして、この作戦は見事に成功し暗号の解読に至りました。
その内容は下記になります。
結局、解読に成功はしたものの犯人についてのヒントも何も得られませんでした。
しかも、夫婦が解明できたのは全748文字中の480文字で、残りの308文字はわからずじまいでした。
その為、暗号の後半に事件解決に繋がる手がかりもあるかもしれませんが、未だに解読には至っていません。
まとめ
天才凶悪犯による完全犯罪!ゾディアック事件についていかがでしたでしょうか。
ゾディアックは非常にサイコパスだと感じますね。
ゾディアック事件のように未だに解明できないミステリーが世界中で数多く存在しています。
次はインターネット世界のミステリーについて、インターネット最大のミステリー。cicada3301の真相に迫る!!もどうぞご覧ください。
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