「21世紀の資本」トマ・ピケティが唱える、金持ちが金持ちな理由!

あなたは世界の富裕層の人何故大金持ちなのかご存じでしょうか?

現在の大金持ち達は、実は昔からずーとお金持ちなんです。

今回はトマ・ピケティ氏が書いた世界的ベストセラー「21世紀の資本について解説していきます。

この本には、トマ・ピケティ氏が長い期間研究して金持ちが金持ちである理由が書かれた内容になります。

前置きはさて置き早速詳しく見ていきましょう。

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「21世紀の資本」トマ・ピケティが唱える、金持ちが金持ちな理由!

まず著者のトマ・ピケティさんはフランス人経済学者ですが、一言で言うと経済学のスーパーエリートです。

2002年に、22歳フランス最優秀若手経済学賞を受賞して、アメリカの名門マサチューセッツ工科大学で先生をしていた人物です。

そんな経済学のエリート街道を突き進んでいたピケティーさんです。

しかし、ある日ピケティーさんはふとこう思いました。

今の経済学のエリートがしている研究は、良く分からない公式を並べ立てているだけで全然ダメで、実社会に役立つような事が出来ていない。

その後ピケティーは、アメリカからフランスにも戻って実社会に役立つテーマに対してガチンコで取り組みます。

そのテーマは分配です。

分配とは、この世界にあるお金をどうやってみんなで分配したら、貧富の差を小さくする事ができるのかというテーマです。

このテーマについてピケティさんガチで研究します。

ピケティさんのガチンコっぷりが恐ろしくて、一般的に一つの国のデータに絞って研究するのだって中々大変だと言われている所を、なんと世界約20ヶ国200年以上膨大なデータを集めて、それを15年かけて研究して本を書き上げました。

そしてこの分配のいうテーマに対してガチンコで研究する人が未だかつていなかった所を、ピケティは取り組みました。

そして、この研究で導き出された答えが今までの経済学者が唱えていたものと違っていたのです。

 

 

だからこそ

 

 

世界激震が走り、大ベストセラーになりました。

しかも、本のページ数は700ページ以上とういう多さと、6千円という値段の高さでもベストセラーになっりました。

それだけ読む価値があるというはっきりとした答えがあります。

今回はそんな700ページもあるピケティーさんの本をざっくり要約していきたいと思います。

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ピケティが発見した「r>g」とは

結論から言います。

 

結論は全てこの公式に集約されます。

 

 

R>G

 

 

この公式は、「R」が「G」より大きいという事になりますが、わかりやすくいうと資本家はよりお金持ちになって庶民との格差が拡大してしまうといったシンプルな事事です。

具体的に解説すると、この公式に使われている「Rとは資本収益率の事ですが、資本収益率というのは今既にある財産が資産運用とかされてどれだ増えているのかといった数値になります。

一方「Gは経済成長率の事ですが、経済成長率というのは労働者の収入がどれだけ増えているのかという事です。

つまり「R>G」という公式で表現されているのは、「R」すなわち投資や資産運用などで生み出されるお金の伸び率が、「G」労働者が働いて稼ぐお金の伸び率よりも大きいという事です。

「R>G」をシンプルに解説
R=資産運用でのお金の増え方
G=労働者の収入の増え方

具体的にいうと、「R」の財産の伸び率というのは大体4%ぐらい成長しているのに対して、「G」の労働収入の伸び率はたった1%~2%しか伸びていないのです。

世界の仕組みとして、庶民が働くよりお金持ちが資産運用したほうが稼げるようになっているという事です。

それに加え、財産の運用だけで不労所得みたいな形で生まれているお金というのは、一部の人に集中してしまっています。

例えばアメリカの場合で言うと、資産運用のお金約70%トップ10%のお金持ち層だけで独占しています。

残り90%の人達で、30%のお金を分け合うという中々地獄のような状況になっていたのです。

つまり、資産運用が生むお金のほうが、労働によって生まれるお金よりも増えているので資産家と労働者の格差が拡大しているという事です。

よってこれからもお金持ちはどんどんお金持ちになっていき、貧乏はどんどん貧乏になっていきます。

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200年の調査で判明した

格差の広がりが進む

これがピケティの研究結果という事になります。

今までの経済学者が唱えていた事は、勿論格差はあるのは仕方ないとしていますがこのまま労働者がシャカリキに頑張って経済成長していけばどうにかなると主張していました。

この主張に対してピケティーさんは、経済成長しても格差は縮まらないと主張しています。

理由は、ピケティさんは200年という長い期間を調査したのに対して、今ままでの研究者たちは半分の100年ぐらいのデータを基に結論をだしているからです。

また100年ぐらいのデータだと正しい結論は導き出されない可能性が非常に高いです。

何故かというと、ここ100年というのは大きな戦争の第一次世界大戦第二次世界大戦があったからです。

戦争というのは強制的に経済成長を高めて格差を是正する効果があります。

戦争は、緊急の需要を生み政府は軍事費用の為に、お金持ちに対して資産を無理やり奪ったりもしますのでお金持ちと庶民の格差は縮まるようになっています。

ピケティさんは今までの学者に対してそんなデカイ戦争2回もあった異常値とも言えるデータで、「経済成長さえすれば格差は縮まる」と結論づけるのはおかしいと言っています。

長い期間のデータをとったら経済成長しようがこのままでは資本家と労働者の格差は拡大する一方だという事です。

格差の広がりを防ぐ「累進資本課税」

格差が広がる世の中でピケティさんの解決策とは、世界的累進資本課税です。

累進資産課税とは超絶お金持ちの資産家に対してお金を持っているだけで税金を取ろうとする事です。

また、お金持ち税をそれぞれの国で頑張って徴収するのではなく、お金持ちは税金を逃れる為に色々な国に資産を隠しているので、全世界で連携して超絶お金持ちの資産には税金かけていこうというのがピケティさんの提案です。

基本的にピケティーは資本主義を否定しているわけでもないし、資本主義の競争原理が多少の格差が生まれる事に関しては悪い事だとはいっていません。

しかし、一番ピケティさんが許せない事は世襲資本主義許せないと言っています。

世襲資本主義とはお金持ちである事が代々引き継がれていきお金持ちはどんどんお金持ちになって、逆に貧乏な家に生まれてしまうと挑戦するチャンスすら与えてもらえないという事です。

こうなると非常に不平等であり、貧乏な家に才能溢れる人が産まれる事もあるので、その才能が埋もれて人類全体にとってかなりの損失になってしまいます。

ピケティさんの内容から分かる事は、働く事はバカらしいので投資しようというよりも、その逆で資産運用や投資という戦場で資産家と戦ったら100%資産家に負けるという事です。

また投資もギャンブルもそうですが、実際の所手元に沢山お金があって勝つまで投資し続けられる人が強いです。

ピケティさんが言うように資産家のお金は増殖し続けているわけなので、そんな資産家に対して細かいテクニックを駆使した所で、資本力で潰されるだけです。

なので長期のインデックス投資などといったコツコツ系の投資は良いですが、思い切って投資で生計を立てようと考えるのは大きな間違えになります。

あなたが「今」できる事とは

突然ですがあなたに一つ質問です。

あなたは果してトップ10%の資産家になる必要はありますか?

確かに資産家の人達はお金を使いきれないぐらい持っているのは凄いですが、そういう資産家の人でしか幸せな人生を過ごせないわけではありません。

そんなトップ10%の資産家じゃなくても幸せな人はいくらでもいますので、一般人が目指す方向はトップ10%に入る事ではないです。

一般時の私達が必要な事は、超絶お金持ちの資産家自分を比べる事など意味のない事は止めて、自分が大満足して暮らす為に、いったいどのくらいのお金が必要なのかをまず計算してみましょう。

そして、必要な分を稼ぐ為にサラリーマンとしてガツガツ出世目指しても良いですし、サラリーマンとプラスアルファ―で副業するのもよいと思います。

結局は今まで通り目の前の仕事で成果を出してお金を稼ぐ。それしかないともいえます。

ピケティさんも、実はこのような考えである人的資本社会的資本と言われる、仕事の専門スキルや人との繋がりなどの重要性も語っています。

夢を持って資産家を目指す人やそうでない人でも、まず目の前の仕事で成果を出して稼ぐ事が大事で、くれぐれも意味を破棄違えないようにしてください。

まとめ

「21世紀の資本」トマ・ピケティが唱える、金持ちが金持ちな理由についていかがでしたでしょうか。

実社会に役立つテーマについて、ここまで貪欲に研究した人が過去にいましたでしょうか?

今回紹介した内容は本の内容のほんの一部にすぎませんが、ピケティさんが200年以上もの期間を15年間かけて研究した「21世紀の資本」是非ご覧ください。

 



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