今回紹介する内容ですが、
タイトルのもありますが「考える」についてです。
例えば、怖い上司から
「お前よく考えて仕事しろ」とか
「お前は考えが浅い」とか言われますよね。
そもそも「考える」って
一体なんなのか分かってますか?
99%の人は「考える」の
本当の意味について分かっていないんです。
別に広辞苑をひいて「考える」という
意味について調べてほしいわけではないです。
文字の意味ではなく「考える」というアクションを
しようとした時にいったい何をすれば考えるを
したことになるのか?それを答えられない人が多いんです。
あなたは「考える」とはいったい何か説明できますか?
以外と難しいんじゃないでしょうか。
この「考える」の事をちゃんと理解しておくと、
それだけで仕事・人生の生産性を劇的に上げる事ができます。
もし知らない人は是非最後まで
読んで頂きぜひ周りの人に差をつけてください!
それでは早速詳しく見て行きましょう。
99%の人が間違えていた!「考える」とはいったい何?
考えるとは一体何なのか
という事ですが先に結論から言います。
「自分が今、何を考えているか」
を文章に落とす事です。
これ以外のことは「考える」にはなりません。
よくあるのが手も動かさずに頭の中でどうしようかな
とか思い悩む事ですがこれは
ハッキリいって考えたフリです。
考えたフリは何も
生み出しませんし時間の無駄です。
では考えるということをする上で、
何故文章にする事が重要なのかですが
理由は自分の偏った思考を客観視できるからです。
まず人の考えや思考というのは、
凄く偏っている事を知らなければなりません。
人間の脳には、「認知バイアス」といって
無意識のうちに物事を短絡的にとらえる性質があります。
- どういう事か3つのパターンで説明します。スーパーでTVCMでよく見る商品を選んでしまう事(単純接触効果)
- 実績がある偉い人の話は正しいと思ってしまう事(ハロー効果)
- 一週間後に提出しますと3日後に出されると仕事が早いと感じる事(アンカリング効果)
このように自分がずっとやってきたやり方が
正しいと思ってしまう(一貫性の法則)みたいな感じです。
この偏った考え方は一見悪い性質に見えますが、
これは人間が生きる為の「脳のつくり」なんです。
人間が日々の生活で受け取る
莫大な情報はイチイチ理解してられませんよね。
極端の例で言うと、目の前にライオンが現れた時に
「これって本当にライオン?違うのでは?」
このように考えていたら一瞬で食い殺されてしまいます。
大きい動物!危ない!逃げる!と
1秒以内で判断しないと死にます。
なので先程お伝えした認知バイアスというのは、
人間が生き残る為に色々な考えを
ショートカットするための方法なんです。
よって頭の中で考える事って全て間違えではないですが、
ものすごくバイアスが掛かっている事を理解する必要があります。
特に仕事が出来ない人は要注意
ダイニング・クルーガー効果というのがありますが、
これは能力が低い人ほど過大評価することが分かっています。
まだまだ自分は未熟だなと思っている人
ほどこの認知バイアスに気を付けないといけません。
それではどうしたら自分の偏った
考えを脱却できるのか見て行きましょう!
偏った考えを脱却する方法とは
さて自分の偏った考えを脱却する方法ですが、
それは情報を自分の外に出すと言う事です。
つまり文章にする事なんです。
勿論これで完全に認知バイアスから逃れる
事はできませんがただ自分の考えの論理が
通っているかや抜け漏れがないかを見る事はできます。
紙に書き出したりタイピングをしていると、
「もしかして、これってこういうことかも」って気づく事があります。
自分が当たり前だった事が違うと気付いたり、
自分が考えていなかったところに気付いたり、
これがまさに認知バイアスから逃れた瞬間なんです。
文章にして自分の思考を客観的に
見る事で初めて気づく事ができます。
更に良いのは文章を人に見せる事ですが、
人に見てもらうほど客観性が高まります。
勿論人の意見を全部鵜呑みにするのは、
自分の意見がなくなるのでよくはないですが
「他人の人はこう考えているんだ」と
別の視点を得られる事は非常に有益です。
だからこれから「もっと、良く考えろ!」
と言われたら自分の考えを文章にしてください。
では、どのように文章を
書けばいいのかを次で説明していきます。
考えるを文章にするやり方
劇的に頭が良くなる文章の
書き方について見て行きましょう。
これは紙とペンがあれば
誰でもできますので安心してください。
パソコンでもできますが丸をつけたり
強調したり速さ手軽さを考えると紙のほうが圧倒的にオススメです。
「考える」為の文章には、2つの段階があります。
- 思った事を書きまくる事。
- 書きまくった事を整理して「これからどうするか?」を考える事。
1つ目の段階「思った事を書きまくる」
まず1つ目の段階ですが、
紙に問いを1つ作ってそれに対して答えを書き出します。
これを10分ぐらいやり続けます。
例えば、仕事でミスが多いのを悩んでいる人は、
仕事でケアレスミスが多いのを無くすにはどうしたらよいか?
と書きその下に思いついた事を書いていくようにします。
例えばこの問いに対して文章にしてみると。
①チェックしないから。
②作業に余裕がないから。
③うっかりしているから。
④仕事に集中できないから。
このような感じで書きましょう。
そして、書いたら次の
紙に移ってまた次の問を書きます。
先程の続きだと忘れずにチェック
するのはどうしたらいいか?と問いを書いて
またそれについて書いていくといった感じです。
これをやれといってもいったいどういう問いが
良いのかというとその問いに対してどう答えを書くのが良いのか悩みますよね。
結論いうと何も難し事を考えなくて大丈夫、
これ一回やってみると次々に、次にこれについて
考えてみようとアイデアが生まれてきますので、
初めはとにかく悩んで手が止まったら気にせず次に進みましょう。
2つ目の段階「書きまくった事を整理して「これからどうするか?」を考える」
1段階目で、10分ぐらい書き出したことをもとに
「これからどうするか?」を決めます。
ここで必ず意識して欲しい事は他人にまとめたものを
見せた時になるほど!それが一番良い選択だね
と思ってもらえるように書く事です。
その為には出来る限り簡潔な分かり易い
アクションプランの結論とそれが良い理由を書きましょう。
これも紙に書き出せばOKです。
ただ2段階目は人に見せたくない場合もあると思うのでPCでも大丈夫です。
この方法は驚く事にまとめているとまた
発散したくなるんですがその時はまた発散して書き出す
これを継続する事によって思考はどんどん洗練されていきます。
先程の仕事とのケアレスミスの問題に対しての事を例として見ていきましょう。
【結論】
・仕事が終われば問題ないが上司か同僚が必ずダブルチェックするルールにする事を上司に提案する。
【理由】
・最近業務量が増え、その結果ケアレスミスが増えている。
・一人だと必ず見落としが生まれる。
・二重チェック必須にすれば防げる。
ざっくりこんな感じですが、
もっと前提や他の選択肢の比較を入れても良いです。
ここまで書いたら是非、
周りの人に見てもらえばより客観性が高まります。
「考える習慣」で人生が変わる
これまで説明した紙に書き出す方法についてですが、
継続することで毎日思考が整理された感覚が生まれてきます。
この紙に思考を書き出す事によって、
あなたの今後の人生で数えきれないほどの
気付きやアイデアを得られます。
仕事以外でプライベートの悩みや
モヤモヤなんかも全て紙に書き出す事で、
あなたにとっての一番の解決ができるようになると断言します。
毎日継続を続けていくと紙に書かなくても
徐々に思考を整理できるようになっていきますので
初めは必ず紙に書き出す事を続けましょう。
人生を変えるのは全て行動
毎日同じサイクルだった人生から
抜け出したいのであれば是非試してはいかがでしょうか!
まとめ
99%の人が本当は出来ていない!
成功へのカギ考えるについていかがでしたでしょうか。
この記事をみて「考える」という
本当の意味について理解できたと思います。
あなたの人生を変えるのは、あなた自身の行動からです。
さあ!紙とペンのご用意を!!