どうもこんにちは!よしむです。

「今年もあっという間だったなー」
「1年振り返ると何もしていなかった」
などなど感じる人が多いのではないでしょうか?

実はこの感覚は1つ問題があります。
1年が早く終わるのかって事が科学的にわかっていて、
この感覚は実は非常に良くない感覚なのです。

では、どうすれば1年が早く終わっちゃったという
感覚を無くせるようになるのかを詳しく見ていきたいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

1年があっという間の感覚になる訳

1年でも1ヶ月でも、時間があっという間に
終わっちゃうという事の原因がいったい
何なのかって事を調べた研究があります。

これはカンザス大学の研究でわかった事です。
この時間が早く過ぎちゃうという感覚は、
実はメンタル的には非常に有害なのです。

あっという間に1年が終わっちゃったと思ったら、
メンタルは勿論ですがモチベーション
下がって人生の意味も低下してしまいます。

人間は嘘でも良いから前に進んでいるという
感覚を実感していかないとモチベーションはどんどん下がってしまいます。

若い人なんかは情熱に溢れていて
「良し今年もやるぞ!」と思う人が結構多いです。

しかし、歳を重ねていくと事務作業みたいに
単純作業を毎年繰り返す人が多くなっています。

ダメな企業とかだと毎年
同じような事を続けています。

まさにマネジメントの父と呼ばれた
ピーター・F・ドラッカーが言っているように
去年と同じ事をしているのは戦略とは呼ばないです。

人生においても
去年と同じような事をしている
意味がある人生とは言えません。

ではいったいどうすれば良いのかという事を
考え出したのが今回紹介する研究内容です。

この研究結果を知る事によって、
どうすればあっという間に終わっちゃった
などして後悔したりとか毎年毎年歳をとるのが
嫌だなとかの時間が過ぎる事に対して
ネガティブの感情を減らせるようになります。

カンザス大学の実験内容ですが、
参加者107人の男女で行われました。

この実験では2つの実験が行われまして、
どういう時に時間が早く過ぎていって
しまうのかって事を調べた研究になります。

1つ目の実験内容で分かった事

最初の実験では2つの
指示を参加者の人にしています。

例えば学校の生活だったりとか、
自分がやっている仕事とか友達友人関係とか
といったカテゴリーから好きなものを選んでもらいます。

要は、仕事に関する1年とか、
人間関係における1年とかといった
カテゴリーを決めてもらいます。

その選んだカテゴリーについて、
過去数年間の記憶を思い出した場合と、
過去数日の記憶を思い出した場合に分けて比べました。

両方とも2分ほど過去の事を考えてもらい、
その後全員に去年はどれくらい
早く過ぎたと感じますか?と聞いて見ました。

すると、過去数年について考えた参加者の方が
過去数日前の記憶について考えた人達よりも、
時間が早く終わったというスピードアップ
したという感覚を感じていました。

この実験で分かった事は物事を思い出す時に
細かい数日前とか1個1個の出来事を
考えるのではなくて時間のスパンを長めにとって
考えるといったい何していたんだろうと考えてしまいます。

ところがこれを1週間単位とか3日単位で考えると、
今週はこれやったなとか先週はこれやったな、
結構1年で色々やったなというふうに思い浮かべられます。

つまり思い出す時に思い出すスパンを
短くとれば長く感じて長いスパンで
くくってしまうと時間を有効に
使えていないと感じてしまうという事です。

まとめて思い出すと言う事が良くないのです。
だからポイントとしては普段からスケジュール帳とかに
予定を入れて予定が終わったらどんな事が起きたとか細かく書きます。

だから未来の事はスケージュールになっていて、
過去の事は全部日記帳みたいになるというような書き方を行うと良いです。

それを1日1日振り返っていきますが、
少しめんどくさい作業にはなりますが
これを1年振り返る時に読み返して考えます。

ざっくり1年何してたのかとか
思ったりしてしまうと人間は何も覚えていません。

このせいでモチベーションが下がってしまうのです。
だからなるべく細かく去年の復讐をしてみる事が大切です。

2つ目の実験内容で分かった

2つ目の実験では参加者を
2つのグループに分けました。

1つ目のグループは今年に起きた
出来事とに似たような出来事を思い出してもらいました。

2つ目のグループは今年起きた出来事と
違う過去を思い出してもらった場合に分けました。

この2つのパターンで思い出した
場合においてどちらが時間間隔が伸びたのかを調べました。

結論からいうと似たような過去を思い出した
場合は1年があっという間に過ぎてしまったという
時間間隔が早く感じました。

一方違う出来事を思い出した場合
時間間隔が遅くなっていたのです。

理由は、チャンキングっていう性質を
人間が持っているからです。

チャンキングとは小さい塊という意味で
沢山ある情報を1つにまとめるという事を言います。

例えば、電話番号とかだと090とか080とかから
始まる番号ですが11ケタの番号を一気に
出されるよりかは3・4・4に分けて出したほうが分かりやすいです。

このように情報を1つのクラスターに
まとめて上げると覚えやすくなります。

そういう意味でいうと物事を覚えるには
チャンキングは凄く良いですが、
時間とか過去を考えてしまうと
あっという間に時間が過ぎた感覚になってしまします。

だから先程の話でいうと過去数日間の出来事と
数年の出来事を比べると、同じ過去でも3日分の
過去のチャンクと数年の過去のチャンクを比べると、
数年の方がでかいですよね。

その為に、1つの年月とか自分の過去の時間が
あっという間にまとめられて感じてしまうのです。

つまり頭の中で物事を思い出す時に、
時間的に大きなチャンクを創れば創るほど
時間が早く流れていってしまうと感じてしまいます。
一応記憶の向上にはチャンキングは使えます。

また歳を重ねるほど、
新しい体験ってなくなってませんか?

そういう人は頭の中では去年の出来事を
思い出した時とか前にも同じような事したなとか
チャンクの塊のカテゴリーが増えほとんど
同じような事をしていたと考えてしまいます。

故に思い出せば思い出すほど、
あっという間と感じてしまいます。

毎年毎年歳を重ねていてあっという間に
時間が過ぎていると感じている理由は?
新しい事をしていないからです。

新しい事をせずに自分が今までやった事と
同じような慣れている事をし続けて、

更に1つ1つやっている事を細かく見ないで
塊で考えてしまう為に何にもやっていないと思ってしまいます。

その結果モチベーションも減少してしまうのです。

時間があっという間に過ぎないようにするには?

時間があっという間に
過ぎないようにするには、
対策として2つあります。

1つ目は、日記を書くでも良いですが
今日どんな事を成し遂げたのかって事をスケジュール帳に書く事。

それによって、この瞬間に自分が何に力を
入れていたという認識をできるようにする事です。

それによって新しい事に目を向けられるので、
記憶がチャンク化しないです。

毎日違う事をするのも中々難しと思いますし、
同じ事をしていても良いですがその中でも
違う発見を見つけるという工夫をしたあげて
それを記録す事をやるのも良いです。

そういう事をやったあげると時間が
かたまらないので人生とか1年が有意義に
過ごしたと感じられるようになるのでオススメです。

やっぱり同じような事をやらないのが1番なので、
少なくても週1回とか月に1回とかでも
良いので新しい事に挑戦してみる事。

他にも来年の目標を立てる時には
去年と違う事を毎月やるみたいな目標を立てる事です。

自分が興味を持つもので今までやった事がない事の
新しい挑戦小さな挑戦とその挑戦した事による成功を
重ねていくって事が人生をあっという間に終わらせない
方法だという事がカンザス大学の研究によって導き出された答えになります。

まとめ

1年があっという間に過ぎる感覚の理由と
防ぐ方法についていかがでしたでしょうか?

毎日単純に過ごすのではなくて、
日記つけても良いし昨日とは違う何かを
達成したという事を自分に堂々と胸を張って
言えるような事を意識していくが重要ですね。


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